韓国の国の借金が１２００兆ウォンを超えました。
７日に閣議決定した「２０１４年度決算」によりますと、去年の国の負債は１２１１兆２０００億ウォンで、前の年度に比べて９３兆３０００億ウォン増えました。
負債の内訳を見ますと、国債の発行が４６兆ウォン増えて５６７兆６０００億ウォンに達し、公務員年金や軍人年金などの年金関連負債は４７兆３０００億ウォン増えて６４３兆６０００億ウォンに達しました。
国の負債を国民１人当たりで換算しますと、１人当たり１０５２万ウォンの借金があることになります。
一方、ＧＤＰ＝国内総生産に対する国の負債の割合は３５．７％で、前の年度より１．４ポイント増えました。
企画財政部の関係者は、主要国と比較すると韓国の財政の健全性は良好だが、福祉関連の財政出が増える傾向にあることもあって、財政管理をさらに徹底する必要があるとしています。