日本の教科書や外交青書が韓国固有の領土である獨島について、自国の領土で韓国が不法占拠しているなどと記述していることを受けて、韓国の女性家族部と教育部は、「日本軍慰安婦について正しく知るために」という補助教材を小中高校に配布することにしました。
女性家族部は去年、日本軍慰安婦問題についての事実を広く知らせる必要があるとして、韓日歴史交流会に教育用の補助教材の制作を依頼しました。
このほど補助教材が完成したことから、教育部と連携して小中高校に配布することしたものです。
この補助教材は、初等学校5~6年生用、中学生用、高校生用と、教師用が別々に制作され、ことし8月から配布が始まります。
女性家族部の金姬廷(キム・ヒジョン)長官は、事実を正確に理解することで、女性の人権や平和の尊さを学ぶ契機になることを期待するとしました。