ことし初の日本脳炎注意報が全国に向けて出されました。
保険福祉部の疾病管理本部は、全国30か所で調査したところ、光州（クァンジュ）広域市でことし初めて日本脳炎を媒介する蚊が確認されたとして、8日、全国を対象に日本脳炎注意報を出しました。
日本脳炎注意報は毎年、日本脳炎を媒介する蚊が確認された時点で出されます。そして1段階上の日本脳炎警報は、日本脳炎の患者が発生した場合や、調査対象となる全国30か所のうち1か所で1日に採集した蚊の中で、日本脳炎を媒介する蚊が占める割合が全体の50％以上になる場合に出されます。
ことしの注意報は、去年に比べておよそ2週間ほど早く出されました。
疾病管理本部は、「光州以外の地域では、日本脳炎を媒介する蚊がまだ確認されていない」としながらも、12歳以下の子どもは予防接種をし、蚊に刺されないように注意するよう呼びかけています。