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社会

海外資源開発融資詐欺・横領容疑の前京南企業会長、遺体で発見

Write: 2015-04-10 10:02:24Update: 2015-04-11 11:37:23

海外資源開発融資詐欺・横領容疑の前京南企業会長、遺体で発見

海外資源開発融資詐欺と横領の疑いが持たれているソン・ワンジョン前京南(キョンナム)企業会長が、逮捕状実質審査を前に遺書を残して行方不明となり、警察が捜索していましたが、9日午後、遺体で発見されました。
警察によりますと、ソン前会長が9日午後3時22分ごろ、北漢山(プカンサン)兄弟峰(ヒョンジェボン)切符売り場から約300メートル離れた地点の木に首を吊っているのを警察探知犬が発見したということです。
9日午前、ソン前会長が潔白を主張する内容の遺書を残して姿を消し、長男が警察に届け出たため、警察が、ソン前会長が所有する携帯電話の位置情報から居場所を追跡し、付近を捜索していました。
ソン前会長は、2006年から2013年まで、会社の財務や経営状況を偽り、韓国石油公社や鉱物資源公社、国策金融機関の輸出入銀行などから、資源開発事業の名目で800億ウォンの融資を受けたほか、関係会社との取引金額をだまし、会社の資金およそ250億ウォンを横領した疑いがもたれています。
ソン前会長は9日、逮捕状実質審査を受けることになっていて、その前日の8日に記者会見し、疑惑を否定していました。
検察は、ソン前会長を拘束し、京南企業を不当に優遇した疑いなどがもたれている鉱物資源公社に捜査の対象を広げる方針でしたが、ソン前会長が死亡したことで、「公訴権なし」として不起訴にする可能性が高いものとみられています。

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