政府は、旧日本軍慰安婦関連資料を永久保存し、被害に関する記録物をユネスコ=国連教育科学文化機関の世界記憶遺産に登録することを目指すことになりました。
政府は9日、光復70年記念事業推進委員会を開き、こうした内容の基本計画案を審議しました。
それによりますと、歴史意識と民族精神を確立するため、慰安婦関連資料を 体系的にまとめて永久保存することにし、それに向けて資料を保管するアーカイブを構築し、白書も刊行する計画です。
なかでも慰安婦被害に関する記録物は、ユネスコ世界記憶遺産登録を目指します。
このほかの主要事業として、独立運動の人名事典の編纂、中国での大韓民国臨時政府庁舎の開館、韓国と中国の抗日闘争の歴史についての特別展などを開くことにしています。