韓国がDMZ=非武装地帯で、兵士に代わって敵を殺傷する無人ロボット「キラーロボット」を運用しているとの見方が示されました。
これは、攻撃用ロボットの専門家で、新アメリカ安全保障センターに勤めるアレックス・グリーン研究員が韓国のメディアとのインタビューで述べたものです。
このなかで、グリーン研究員は、「‘SGR-A1’と呼ばれるキラーロボットが韓国の非武装地帯で使われている」としたうえで、「もし、このロボットに人間のように相互作用するシステムが登載されていれば、北韓の攻撃を抑制する能力を大幅に向上させるものだ」としています。
‘SGR-A1’は、韓国の軍需企業、三星テックウィンが2007年に知能型監視警戒ロボットとして披露したもので、監視・追跡・制圧機能を備えていますが、三星テックウィンは、「ロボットが自ら標的を選別し、攻撃するシステムは登載されていない」としています。