与党セヌリ党前議員で建設会社会長の成完鍾(ソン・ワンジョン)氏がメディアとのインタビューで、2012年の大統領選挙の際に候補だった朴槿恵氏の選挙対策本部の幹部や与党議員らに金品を渡したと語ったあと、自殺した事件で、検察は13日、特別捜査チームを設置し、本格的な捜査を始めました。
検察はこの建設会社と系列会社から合わせて32億ウォンの資金が流出した事実を把握し、その資金がどこに使われたかを重点的に調べることにしています。
成完鍾氏はインタビューで、2012年の大統領選挙の際に朴槿恵氏の選挙対策本部の幹部だった与党セヌリ党の洪文鐘(ホン・ムンジョン)議員に、また、2011年には慶尚南道の洪準杓(ホン・ジュンピョ)知事に金を渡したとしました。
この会長から金を受け取ったとされる人は8人ですが、いずれも疑惑を否定しています。