食生活の西洋化と所得の増加で肉類の消費が33年間で4倍に増えたことが分かりました。
農林畜産食品部がこのほど公表した2013年の「農林水産食品統計」によりますと、韓国人の1人当たりの肉類の消費は年間42.7キロで、1日に1人が117グラムを消費していることになります。
肉類の種類を見ますと、豚肉が20.9キロで最も多く、鶏肉11.5キロ、牛肉10.3キロの順でした。
1980年の1人当たりの肉類の消費量は11.3キロでしたので、33年間でほぼ4倍に増えたことになります。
肉類の需要増加で輸入も継続して増え、1980年には肉類の自給率は97.8%でしたが、2013年には72.8%に下がりました。
同じ期間、他の食物の消費量も増え、野菜類は41%、果物は183%、卵は103%増えましたが、いずれも肉類の増加率には及びませんでした。
一方、コメの消費量は大きく減り、1980年の1人当たり消費量は132キロでしたが、2013年にはほぼ半分の67キロに減りました。