尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官は、14日、ソウルの日本人会であるソウル・ジャパン・クラブの懇談会に出席し、日本企業の意見などを聞き取りました。
ソウルジャパンクラブは、韓国に駐在する日本企業の利益を代弁し、親睦を図るために1997年に設立され、現在、日本企業417社と会員2000人をかかえています。
懇談会には、ソウル・ジャパン・クラブの三木篤行理事長ら日本企業の関係者30人あまりが出席し、58件に上る意見や苦情、要望事項を伝えました。
尹長官は、これらを検討し、合理的な意見は受け入れ、問題点については、協議を続けて、改善していくと述べました。
また尹長官は、FTA=自由貿易協定や、中国など第3国へのビジネス拠点としての韓国の魅力をアピールし、日本企業の韓国への積極的な投資を呼びかけました。
さらに、韓日両国の経済活性化に向けた日本企業のこれまでの努力を評価し、雇用、技術発展、産業の高度化など韓国経済への貢献度によるインセンティブの見直し、経済特別区域別の規制の緩和などによって、外国人の投資環境を引き続き改善していく方針を明らかにしました。