広島空港でアシアナ航空機が着陸時に滑走路から外れて停止した事故と関連して、国土交通部は、事故機と同じ機種のエアバスA320型機のパイロットについて緊急点検を行なうことにしました。
韓国の航空会社でエアバスA320型機を保有しているのは、アシアナ航空8機、格安航空会社のエアプサン3機で、A320型機の免許を保持しているパイロットは合わせて489人です。
国土交通部の関係者は、A320型機の免許を保持しているパイロットを対象に再度運行資格審査を実施するなど、緊急点検を進めるとしています。
また、国土交通部は今回の事故と関連して、航空会社に対して、航空機の運行と関連した安全基準の順守、事故発生時の迅速な対応を指示しました。