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国際

セウォル号デモ行進への武力鎮圧 国際アムネスティが非難

Write: 2015-04-18 14:40:45Update: 2015-04-20 10:19:50

セウォル号デモ行進への武力鎮圧 国際アムネスティが非難

国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは、セウォル号沈没1周忌の追悼行事のデモ行進に対して、警察が催涙液を使って鎮圧したことを18日、強く批判しました。
アムネスティ・インターナショナルは18日、ソウルとイギリスのロンドンで同時発表を行い、「韓国の警察が16日夜、必要もないのに遺族らのデモ行進を解散させようとしたことは、表現の自由、集会の自由に対する権利を侵害するものだ。平和的な集会と行進を鎮圧することはきわめて不適切であり、犠牲者や遺族に対する侮辱的な対応だ」と批判しました。
そして警察がデモ隊に向けて催涙液を吹きかけて鎮圧したことについて、「特定の暴力行為への対応というよりは、平和的な集会を解散させようとしたものであり国際的な基準に反している」と抗議しました。
セウォル号沈没から丸1年となった16日夜、ソウル市庁前広場では、主催者発表で5万人、警察発表で1万人が集まって追悼行事が行われ、終了後、遺族や一部の市民らが船体の引き揚げとセウォル号特別法施行令の廃案を求めてデモ行進しました。これに対して警察は、デモ隊に向けて催涙液を噴射するとともに、参加者10人余りを警察官に暴行したなどの容疑で連行しました。

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