ソウルの20代の若者2人に1人は就職も求職もしない非経済活動人口であることが分かりました。
ソウル市は20日公表したまとめによりますと、2014年の時点で、ソウルに住む20代の若者のうち非経済人口は51.2%で、2005年の33.7%から大きく増えました。
20代の個人負債も大きく増え、政府の教育ローンを利用し、卒業後に就職できずにローンを返済できなくなり、信用不良者になった人は、2007年には3700人余りでしたが、2014年には4万600人余りに、10倍以上増えました。
また、政府が定める住居についての最低限の要求基準を下回る住居貧困率は同じ期間に29.3%から30.6%に増えました。
こうした傾向は若年層の就職難を反映したものとみられます。
ソウル市はこうした傾向を受けて、青年層が直接参加する青年政策委員会を発足させ、青年政策基本計画を立案することにしました。