PM2.5=微小粒子状物質などの大気汚染物質のため、首都圏に住む30歳以上の成人10人に2人は、寿命より早く死亡していることがわかりました。
仁荷(インハ)大学病院の研究チームが「粒子状物質が首都圏の住民の健康に及ぼす影響」について研究して、20日、発表したところによりますと、ソウルや京畿道(キョンギド)では、直径2.5ミクロン以下のPM2.5や直径10ミクロン以下のPM10=粒子状物質のため、30歳以上の成人の16%にあたる1万5000人あまりが、寿命より早く死亡しているということです。
なかでもPM2.5やPM10のため肺がんの治療を受けている人は、1400人あまりに上ります。
研究チームは、大気管理政策の効果が現われれば、2024年には大気汚染が改善し、早期死亡者数も2010年に比べて58%に減少して、1万800人あまりになると見込んでいます。
しかし、いまのまま改善されない場合、早期死亡者数は2万5000人あまりに増えるため、研究チームは工場や自動車など、大気汚染物質の発生源を特定し、削減することが重要だと話しています。