中国のメーデーや日本のゴールデンウィークの期間中に中国や日本から韓国を訪れる観光客は、合わせて17万人あまりに上りそうです。
韓国観光公社が22日、発表したところによりますと、中国のメーデーや日本のゴールデンウィークの期間に韓国を訪れる観光客は、中国人が10万人あまり、日本人が7万人あまりで、合わせて17万人あまりに上るとみられます。
中国のメーデーの連休は、今月30日から来月4日まで続き、この期間中に韓国を訪れる中国人観光客は、10万人あまりに上る見通しです。
これは、去年より20%増となっています。
韓国観光公社は、「ことしは、中国のメーデーの連休が短いため、海外旅行先として距離の近い韓国や日本、台湾、タイなどを選ぶ傾向が目立っている」と話しています。
一方、今月25日から来月6日まで続く日本のゴールデンウィークの期間に韓国を訪れる日本人観光客は、7万人あまりになるとみられます。
これは、これまででもっとも多かった2012年の同じ期間の12万7000人に比べて43%の減少となっています。
日本の旅行会社「JTB」がまとめたことしのゴールデンウィーク旅行動向調査によりますと、海外旅行に出かける日本人は、連休の曜日の並び、円安傾向、国際情勢などの理由から前の年の同じ期間に比べて0.4%減少する見通しです。また人気のある旅行先は、台湾、タイ、ベトナム、シンガポールでした。