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社会

脱北者団体 GPSの付いたビラ散布

Write: 2015-04-23 09:30:00Update: 2015-04-23 11:32:37

脱北者団体 GPSの付いたビラ散布

脱北者団体が21日、予告なしにGPS=全地球測位システム装置が付いたビラを北韓に向けて飛ばしました。
脱北者団体、自由北韓運動連合の朴相学(パク・サンハク)代表が22日日、明らかにしたところによりますと、前日の21日午後2時に仁川(インチョン)市江華(カンファ)郡にある奉天(ポンチョン)山でアメリカ人権財団(HRF)の関係者とともに、ビラ15万枚と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を描いた映画「ザ・インタビュー」のDVDとUSBそれぞれ2500個を風船につけて北韓に向け飛ばしたということです。
特に今回は、ビラについて「形だけのもので、実効性がない」という指摘が出ていることから、風船にGPS装置をつけて、飛ばしたということです。
朴代表は、「ビラを追跡した結果、北韓側に飛んで行ったのを確認した。DMZ=非武装地帯を越えると衛星からの信号が届かなくなるため、その後は追跡できなかった」と説明していて、近くまたビラを散布するとしています。
自由北韓運動連合は、韓国海軍の哨戒艦「天安(チョナン)艦」が北韓の魚雷攻撃で沈没した事件から5年となる先月26日に合わせ、ビラを飛ばす計画を発表していたものの、北韓が武力で対応するなどと強く反発し、緊張が高まったことから、ビラの散布を中止していましたが、今月15日、予告なしに北韓に向けて再びビラを飛ばしています。

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