去年の韓国の婚姻件数は2004年以降最も少なかったことが分かりました。
統計庁が23日に発表したまとめによりますと、韓国の婚姻件数は去年30万5500件で、おととしに比べて5.4%減り、2004年以降では最も少なくなりました。
人口1000人当たりの婚姻件数を表す粗婚姻率は6件で、おととしに比べて0.4件減り、統計を取り始めた1970年以降では最も低くなっています。
外国人との婚姻は2万3300件で、おととしに比べて10.2%減っています。
統計庁の関係者は、「結婚適齢期の人口が減少しているのが最大の要因で、未婚率が上がり続けていることや、外国人との婚姻が減少したことも背景になっている」と説明しています。
平均初婚年齢は、男性は32.4歳、女性は29.8歳で、おととしに比べてそれぞれ0.2歳高く、10年前に比べると男性は1.9歳、女性は2.3歳高くなっています。
一方、離婚件数は去年は11万5500件で、おととしに比べて0.2%増えました。
特に、結婚してから30年以上経った夫婦の「熟年離婚」が1万300件と、おととしに比べて10.1%増加しました。