韓国企業の去年の営業利益率が、これまでで最も低かったことがわかりました。
韓国銀行が上場企業およそ1500社など合わせて1700社余りを分析したところ、営業利益率は、2013年の4.7%から去年は4.3%に低下しました。
これは、韓国銀行が統計を取り始めた2003年以降で最も低い水準です。
調査対象となった企業の売上高も、2013年には0.7%増えましたが、去年は1.5%の減少に転じました。
国内企業の売上高が減少したのは、グローバル金融危機直後の2009年以来5年ぶりです。
営業利益率が低下したことについて、韓国銀行は、景気低迷のなか企業の販売管理費が増加したためと分析しています。