ウォン高円安傾向が進み、今週は一時、およそ7年2か月ぶりに100円当たり900ウォンを割り込みましたが、日本の野村證券は24日、円に対するウォンの相場は、年末には100円=870ウォンにまで進むという見通しを示しました。
円に対するウォン相場は、2012年6月には100円=1500ウォン台となっていましたが、日本政府による量的緩和策などの影響で、円安が大幅に進んでいます。
野村證券は24日発表した報告書のなかで、円に対するウォンの相場は、年末には100円=870ウォンにまで進むという見通しを示しました。
その根拠として、韓国の対外経常収支の黒字基調が堅調であることをあげています。
報告書はまた、韓国銀行が経済の下降リスクを減らすため、来月の政策金利を1.5ポイントさらに引き下げる可能性があると指摘しています。