ネパール中部で現地時間の25日正午前、マグニチュード7.9の強い地震があり、ロイター通信によりますと、ネパールでは400人以上が死亡したほか、
現地の水力発電所のダム建設現場で働く韓国人職員1人がけがをしました。
アメリカの地質調査所によりますと、現地時間の25日正午前、ネパール中部を震源とするマグニチュード7.9の地震があり、ネパールからインド北部にかけての広い地域で強い揺れが観測されました。ロイター通信が、カトマンズの警察当局の話として伝えたところによりますと、この地震でネパールで400人以上が死亡したほか、隣国インドや中国などでも被害が出ているということです。
韓国外交部は、この地震で韓国人1人が、カトマンズ北部70キロの地点でけがをしたと発表しました。現地には韓国人およそ650人が滞在しているほか、旅行者もいるため大使館が韓国人の安否確認を急いでいるということです。
これに先立って、ネパールの韓国大使館は、カトマンズ北部70キロにある水力発電所の建設現場で、職員の宿舎が崩壊し、中にいた韓国人職員2人がけがをしたと発表していました。