国際原油価格の下落やウォン高などの影響で、ことし1月から3月までの第1四半期の航空旅客数と航空貨物量が増加したことがわかりました。
国土交通部によりますと、ことし1月から3月までの第1四半期の航空旅客数は、これまででもっとも多い1555万人に上り、去年の同じ時期に比べて17.3%増加しました。
国際路線別で見ますと、中国路線の旅客数の増加率が31.8%でもっとも多く、続いて東南アジア、日本などの順でした。
一方、ことし第1四半期の航空貨物量は95万トンで、去年の同じ時期に比べて6.4%増加しました。
これについて国土交通部は、「ことし第1四半期は、ウォン安の影響で海外からの観光客が増えたほか、国際原油価格の下落で運送費用が減少した影響で携帯電話や半導体などの輸出と輸入が増加したものとみられる」と分析しています。