1965年の韓国と日本の国交正常化の際に日本との交渉を担当した金鍾泌(キム・ジョンピル)元国務総理は、安倍晋三首相の歴史認識に懸念を示しました。
金鍾泌氏は26日、韓国の中央日報とのインタビューで、「安倍晋三首相は侵略の歴史を直視し、謝罪すべきだ」として、安倍晋三首相の歴史認識を批判しました。
また、「侵略の歴史を反省しないまま、アメリカ議会で何を言っても意味がない。歴史は蓋をしてもなくならない。安倍首相は真摯な反省の上に立って、両国関係発展に向けた雰囲気を作っていくべきだ」と述べました。
さらに、「日本国民は過去に戦争を起こした軍国主義者に盲目的についていった同じ過ちを犯してはならない」としました。