世界199か国の報道の自由度についての調査で、韓国は去年に比べて1段階上がって67位となりましたが、依然として「部分的自由国」にとどまっていることがわかりました。
国際的な人権団体「フリーダムハウス」が29日、発表した「2015 報道の自由度報告書」によりますと、韓国の報道の自由度は33点で、「部分的自由国」に含まれ、199か国のうち、アフリカのナミビアとともに67位でした。
韓国は、2011年に「自由国」から「部分的自由国」に下がって以来、5年連続「部分的自由国」となっています。
1位はノルウェー、スウェーデン、3位は、ベルギー、フィンランド、オランダでした。
アメリカは31位、日本は41位で「自由国」に含まれたのに対して、ロシアは180位、中国とベトナムはともに186位で、「自由のない国」に含まれました。北韓は最下位の199位でした。
フリーダムハウスは、「世界の7人に1人だけが、報道自由国で暮らしている。去年、世界の報道の自由度は、ここ10年間で最悪の水準だった」と指摘しています。