北韓が東倉里で進めているミサイル発射場の増築は、完成までさらに数ヶ月かかるとの分析が出されました。
北韓は2013年末から北西部東倉里にある西海衛星発射場でミサイル発射場の増築を進めていますが、韓国政府の関係者は4日、発射場の増築は去年下半期からほとんど進んでおらず、現在の工程を考慮すると完成までさらに数ヶ月がかかるとの見方を示しました。
この関係者は、平壌に新しい衛星管制施設が完成していて、北韓が長距離ミサイルを発射する可能性はあるが、東倉里で進められているミサイル発射場の増築工程を見るかぎり、当分は長距離弾道ミサイルを発射する可能性は低く、今のところその兆候もないとしました。
平壌に新しく建設された衛星管制施設は、東倉里にある西海衛星発射場とシステムが連携されているとされています。