北韓が不法入国で拘束したアメリカのニューヨーク大学の学生、チュ・ウォンムン氏が、北韓に入った理由について、南北関係に良い影響を与えるためだったと述べました。
これは、アメリカのCNN放送が現地時間の5日、伝えたもので、チュ氏は4日、平壌の高麗ホテルで行われたCNNとのインタビューで、「不法であることは知っていたが、私の北韓入りによってすばらしいことが起こるかもしれないと思った。それが南北関係に良い影響を与えることを期待した」と述べました。
そして「平凡な大学生が北韓に不法入国し、北韓当局の歓待を受けたあと安全に帰国することを世界に見せることができると考えた」と説明しました。
CNNは2日、北韓当局にチュ氏とのインタビューを要請し、北韓当局の許可を受け、4日夜、単独インタビューが実現したということです。