6か国協議の韓国首席代表を務める外交部の黄浚局(ファン・ジュングク)韓半島平和交渉本部長は、北韓との探索的な対話には特別な条件はないと語りました。
黄浚局本部長は6日、ワシントンで、「探索的な対話は北韓の真意を確認することが目的なので、特別な条件はない」と強調しました。
韓国政府はこれまで、北韓との間で探索的な対話を進めるとしてきましたが、黄浚局本部長の発言は、無条件で探索的対話を進める用意があることを強調したものと受け止められています。
黄浚局本部長は、6か国協議の再開については、北韓を除く5か国が緊密な協議を通じてある程度共感が形成されたとしたうえで、まずは探索的な対話を進めるための準備を進めているとしました。
北韓は探索的な対話について、これまで公式の立場を表明していませんが、労働党機関紙労働新聞は探索的な対話について否定的な記事を掲載しています。