北韓で去年、高官15人が処刑されたという報道について、北韓は、反国家犯罪者に対する処罰だったと主張しました。
北韓の祖国平和統一委員会傘下、祖国統一研究院のパク・ヨンチョル副院長は、7日に放送されたCNNとのインタビューで、どの国でも反国家犯罪者を追跡して処罰するのは常識的なことだとして、このように述べました。
そして、金正恩（キム・ジョンウン）第1書記が処刑を指示したというのは事実ではなく、北韓に対する悪意的な宣伝だと反発しました。
北韓が核兵器20個を持っているとするアメリカのメディアの報道に対しては、核兵器の保有は事実だとしながらも数については言及しませんでした。
アメリカまで到達する長距離ミサイルを保有しているかという質問に対しては、「もちろんだ」と答えました。
一方、北韓に政治犯収容所があるかという質問に対しては、「事実ではない。他の国と同じく、犯罪者を収容する刑務所は存在する」と答えました。