北韓が、サイバー攻撃のために養成した工作員の数が、ここ8か月間で900人増加したことがわかりました。
韓国軍が10日、明らかにしたところによりますと、北韓がサイバー攻撃のために養成した工作員の数は、ハッカー1700人を含め、合わせて6800人に上ることがわかったということです。
北韓がサイバー攻撃のために確保している工作員は、去年10月の時点で、5900人に上るものと推定されていましたが、ここ8か月間でさらに900人が増加したことが把握されたということです。
これについて韓国軍の関係者は、｢北韓は、戦力として、これまでの核兵器や弾道ミサイルに加え、サイバー攻撃に関わる工作員の養成に力を入れている。これを受けて、韓国軍は、北韓からのサイバー攻撃に対する作戦作りや専門人材の育成などに取り組む方針だ｣と説明しています。