政府と与党セヌリ党は、北韓が潜水艦から弾道ミサイルを発射する実験を行ったことについて、対応を協議しました。
１１日に開かれた協議会で、政府と与党は北韓の軍事挑発には断固として対応していくことで一致しました。
セヌリ党のユ・スンミン院内代表は、潜水艦から弾道ミサイルを発射する場合、発射の準備を事前に把握するのは非常に難しいとしたうえで、北韓の弾道ミサイルに対する防御能力を高めるだけでなく、韓国軍の対潜水艦戦力をさらに増強すべきだと指摘しました。
また、アメリカ軍との連携もさらに緊密にしていくよう求めました。
北韓は潜水艦発射型の弾道ミサイルの開発を進めていて、開発が成功すれば軍事的な脅威が一層高まる見通しです。
一方、韓国統一部は１１日、北韓の軍事挑発には断固として対応するものの、民族の同質性を回復するための民間レベルの交流は奨励していくとの立場を示しました。