韓国政府の主導で発足した中堅国機構「MIKTA」の外相会議が22日、ソウルで開かれると、外交部が12日、発表しました。
MIKTAは、参加国であるメキシコ、インドネシア、韓国、トルコ、オーストラリアのアルファベットの頭文字をとったもので、中堅国が協力して、国際社会の公共の利益の増大と発展に貢献することを目指して2013年に創設されました。
今回の会議は、メキシコに続いて2代目の議長国を務める韓国で開催される初めての外相会議で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が主宰します。
会議では、MIKTAのあり方と未来の方向性を盛り込んだ文書を採択し、公式ウェブサイトを開設する予定で、韓国政府は議長国として開発協力や気候変動、サイバー安全保障など、世界的な懸案についての議論を主導していくことにしています。
また、韓国とオーストラリア、韓国とメキシコなど2国間協議も行われる予定です。