韓国と日本の経済人300人あまりが参加して、13日からソウルで開かれていた韓日経済人会議は、「韓国のTPP=環太平洋パートナーシップ協定参加と、韓国、日本、中国のFTA=自由貿易協定締結を積極的に後押しする」という共同声明を採択し、14日閉幕しました
日韓経済協会の佐々木幹夫会長は、会議後の共同記者会見で、「韓日中の3カ国が高いレベルのFTAを締結する必要がある」と述べました。
そして、TPPにも韓国が参加すべきとの考えを示しました。
韓日経済協会のキム・ユン会長は、「TPPを締結すれば、間接的に韓日FTAを締結するのと同じ効果がある。両国の経済人が韓国のTPP参加を積極的に支持することで意見が一致した」と説明しました。
双方は今回の会議で、▼創造経済実現に向けた協力▼多国間広域自由貿易協定(FTA)の支持▼第三国への共同進出拡大と未来成長分野での協力▼金融部門での政策協力と通信分野での協力拡大▼青少年交流の充実化▼平昌冬季オリンピックなどの相互協力などに合意しました。