韓国、日本、中国は、15日、中国の北京でテロ対策で協力するための実務者協議を開きました。
韓日中3か国は、ことし3月にソウルで開かれた外相会議で、テロ対策協議の再開に合意していて、今回の協議は、2012年7月の仙台での協議以来、およそ3年ぶりとなります。
協議には、韓国から外交部の崔盛周(チェ・ソンジュ)国際安全保障大使が、日本から外務省の川田司(かわだ つかさ)国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当大使が、中国から外交部の劉光源(りゅう・こうげん)渉外安全事務司長がそれぞれ首席代表として出席しました。
協議の後、中国外交部は、記者団に対し、「今回の協議は、3月の韓日中外相会議の合意を実行に移したものだ。3か国は、国際的なテロ情勢や3か国のテロ対策、サイバーテロなどへの対応について意見を交換した」と、明らかにしました。