政府は、アメリカのNASA=アメリカ航空宇宙局とともに、首都圏の空気中にある大気汚染物質の実態調査を進めます。
環境部の研究機関である国立環境科学院が、17日、発表したところによりますと、国立環境科学院とNASAは、首都圏の空気中にある微粒子やオゾンなどの大気汚染物質の現状を把握するため、来年5月から6月にかけて共同で実態調査を行う計画だということです。
また、NASAは、来年の実態調査に先立って、韓半島全体の大気汚染物質の濃度を測定するため、韓半島西の海にある白翎(ペクリョン)島やソウル、釜山(プサン)などの6か所に観測装置を設置しており、今日18日から4週間の予定で事前調査を行うということです。
これについて国立環境科学院は、「空気中の大気汚染物質の実態を把握することで、汚染物質が発生する原因を解明し、空気の質を改善することができるものと期待される」と説明しています。