ソウルに住む外国人の数がこの15年間で5.4倍に増え、27万人に上ることがわかりました。このうち韓国系中国人と中国人が、もっとも多く、全体のおよそ72%を占めています。
ソウル研究院が18日、発表したところによりますと、法務部に登録されているソウルの外国人の数はことし1月から3月期に、26万8000人で、2000年末の5万人から5.4倍に増えました。
国籍別に見ますと、韓国系中国人と中国人が、19万3900人でもっとも多く、全体の72.3%を占めています。
続いてアメリカ人が9400人、台湾人が9000人、日本人が8400人でした。
このほかに、インド、ウズベキスタン、パキスタン、インドネシア出身の外国人がそれぞれ1000人以上でした。
居住地別には、中国人は永登浦(ヨンドゥンポ)区に、アメリカ人と日本人は、龍山(ヨンサン)区に、台湾人は西大門(ソデムン)区にもっとも多く住んでいました。