政府系研究機関の韓国開発研究院は、ことしの経済成長率見通しを3%に引き下げ、さらに、2%台まで落ち込む可能性もあるとの見方を示しました。
韓国開発研究院は20日に公表した資料で、ことしの経済成長率見通しについて、去年12月の時点の見通しから0.5ポイント引き下げ、3%としました。
韓国開発研究院は、内需が徐々に回復しているとはいうものの、輸出が伸び悩んでいて、成長が鈍化しているとしました。
また、通貨及び財政政策のバックアップがなかったり、構造改革が思うように進まない場合、成長率は2%台に落ち込む可能性もあるとしました。
世界経済については、緩やかな成長を維持すると予想されるが、新興国の景気停滞などの不確実性が依然として高く、楽観できないとしました。