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社会

大韓航空前副社長 二審で執行猶予判決

Write: 2015-05-22 14:27:38Update: 2015-05-22 14:27:38

大韓航空前副社長 二審で執行猶予判決

乗務員のナッツの出し方に激怒して、滑走路に向かっていた自社の飛行機を引き返させたとして、航空保安法違反などの罪に問われた大韓航空前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョンア)被告に対する控訴審判決が22日行われ、ソウル高等裁判所は、一審の実刑判決を破棄し、懲役10か月、執行猶予2年を言い渡しました。
趙被告は22日、およそ5か月ぶりに釈放されました。
判決は、最大の争点だった航空機の航路変更について、「‘航路’には地上のターミナル内の移動は含まれない」と判断し、一審とは異なり、航空保安法上の航空機航路変更罪は認めませんでした。
航空機をターミナルに引き返させたことによる運航妨害などの罪は1審通り有罪としつつ、犯罪行為は比較的軽微だったと指摘し、「被告人は深く反省している」と減刑の理由を説明しました。
検察側は1週間以内に上告するかどうかを決めることになります。
趙顕娥被告は去年12月、ニューヨーク発仁川行きの自社の旅客機に搭乗した際、ナッツを袋のまま出されたことがマニュアルに違反していると激怒して、滑走路に向かい始めた機体をゲートに引き返させて乗務員を降ろさせたとして、航空保安法違反などの罪に問われ、一審で懲役1年の実刑判決を言い渡されていました。

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