去年、韓国を訪れた海外からの旅行者のうち、中東からの旅行者の消費額が最も多く、日本からの旅行者は最も少ないことがわかりました。
韓国文化観光研究院が28日に発表した、去年、韓国を訪れた外国人1万2000人を対象にしたアンケート調査の結果によりますと、韓国で支出した1人当たりの消費額が最も多いのは、中東からの旅行者で、3056ドルでした。
中東からの旅行者のうち、1人当たりの消費額が1万ドルを超えた人の割合は、22%に上っています。中東からの旅行者が韓国で最も多く買っているのは、衣料品でした。
2位は、中国からの旅行者で、2100ドルとなっています。最も多く買っているのは、香水・化粧品でした。
次いで、シンガポール、ロシア、マレーシアの順となっています。
一方、日本からの旅行者の1人当たりの消費額は999ドルで、最も少なくなっています。日本人が韓国で最も多く購入したものは、食料品でした。
文化観光研究院の関係者は、「アラブ人の消費額が多いのは、美容整形や治療目的の訪問が多いため」と説明しています。