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社会

MERS 韓国の感染者数 アジアで最多

Write: 2015-06-02 13:11:50Update: 2015-06-02 15:09:25

MERS 韓国の感染者数 アジアで最多

マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)に感染した人が25人となり、韓国は、感染者数が世界で3番目、アジアではもっとも多い国となりました。
韓国では2日現在、マーズの感染者が25人となり、サウジアラビア、アラブ首長国連邦に続いて3番目に感染者の多い国となりました。
ヨーロッパ疾病予防管理センターが発表した先月29日の時点での統計資料によりますと、2012年2月からこれまで、マーズの感染者は23か国で1167人が確認され、このうち479人が死亡しました。
ことし1月から増加傾向にあったマーズの感染者数は、2月第2週から減少に転じていて、この4か月間で、165人の患者が発生し、患者や死者のほとんどがサウジアラビアとアラブ首長国連邦に集中しています。
中東以外の国ではヨーロッパが多く、イギリスで4人が感染し、3人が死亡したほか、ドイツで3人、フランスで2人が感染し、それぞれ1人が死亡ました。またギリシャとトルコでもそれぞれ1人が感染し、いずれも死亡しました。
アジアでは、フィリピンで2人が感染、1人が死亡し、マレーシアでも1人が感染しました。
マーズの場合、1人の感染者から何人に感染するかを示す「ウイルスの基本再生産数」が0.6人から0.8人とされますが、韓国で最初に感染が確認された患者は、合わせて22人を感染させたほか、死者まで2人も出ていて、中東以外の地域では異例のことと言われています。
そのうえ、3次感染まで発生しているため、韓国の保健当局のずさんな対応への批判の声が高まっています。

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