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社会

MERS 隔離対象者が帰国後、香港に再入国

Write: 2015-06-02 13:12:29Update: 2015-06-02 13:12:29

MERS 隔離対象者が帰国後、香港に再入国

マーズに感染していることが確認された韓国人男性と接触したとみられ、香港の保健当局によって隔離対象者と指定されていた別の韓国人が、韓国に帰国したあと、隔離されず、再び香港に入国しようとしたことがわかりました。
香港衛生署防護センターが発表したところによりますと、先月26日、飛行機でマーズに感染した韓国人男性の周りに座っていたとして、隔離対象者と指定されていた別の韓国人が、香港当局の追跡調査の前に韓国に帰国し、1日、再び香港に入国しようとしたということです。
香港の出入国管理局は、この韓国人が隔離対象者であることを空港で確認し、直ちに隔離しました。
これによって香港で隔離されている韓国人は6人になりました。
この韓国人が韓国で隔離されず、再び出国した経緯については、まだ明らかになっていません。
これについて保健福祉部は、この韓国人は、韓国政府が指定した隔離対象者ではないと2日、明らかにしました。
これは、香港と韓国の隔離対象者の指定基準が異なるためで、香港は患者の座席の列を含む前後3列の乗客を全て指定していますが、韓国は患者の前後左右3列の座席の乗客としているため、この韓国人は隔離対象者ではないということです。
一方、感染者の拡大に伴って、隔離対象者も急激に増えています。
現在、自宅や医療施設に隔離させ、症状を観察している人は、680人あまりで、保健当局はこれら隔離対象者の出入国を制限するよう法務部に要請しています。
感染症予防および管理に関する法律によりますと、感染症にかかった疑いのある人で、自宅や医療施設に隔離された人が、これに従わず出国した場合、処罰を受けますが、これは出国した場合の事後の措置であるため、出国審査の段階から防げるようにする方針です。

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