急性心筋梗塞で手術を受けて、入院治療を続けている三星電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長は、容態が回復し、現在、リハビリに励んでいるもようです。
三星グループの関係者は3日、前日、李健熙会長が入院中の病院の病室のベッドに横になっている様子が写った写真が報じられたことについて、「会長の健康が安定した状態に回復し、リハビリを続けている」と明らかにしました。
李健熙会長は、去年5月、ソウル市内の自宅で心筋梗塞を起こし、自宅近くの大学病院で心肺蘇生術を受けて三星ソウル病院に移送され、心臓の血管を広げる手術を受けたあと、治療を続けていますが、意識が完全に回復しているかどうかについては明らかになっていませんでした。
これについて、インターネットメディア「ザ・ファクト」は2日、先月22日に李健熙会長が入院中の病室を撮影した写真を報道し、人工呼吸器などのほかの医療機器に依存せず、自力で呼吸することが確認されたと伝えています。