韓国でマーズ=中東呼吸器症候群の感染者が増えているなか、国民の10人に7人は、政府の対応を信頼していないことがわかりました。
世論調査機関のリアルメーターが4日、全国の成人男女500人を対象に、政府のマーズ管理対策をどれくらい信頼するかを尋ねるアンケート調査を行った結果、「全く信頼していない」と答えた人が39.6%、「信頼していない」が28.7%で、合計すると、68.3%の人が信頼していないと答えています。
一方、「信頼する」と答えた人は25.9%でした。
「信頼していない」との答えを年齢別にみると、30代が89.5%で最も高く、40代74.3%、20代73.7%、50代63.8%の順となっています。
支持する政党別では、最大野党・新政治民主連合を支持する人の90.9%、無党派の88.8%が「信頼していない」と答えたのに対し、与党セヌリ党を支持する人では、「信頼する」と答えた人が52.5%と、半数をやや上回っています。