WHO=世界保健機関の合同調査団が韓国を訪れ、マーズ=中東呼吸器症候群について、来週から韓国と共同で調査をすることになりました。
WHOの関係者は6日、「ジュネーブの本部とマニラの西太平洋地域本部、それに韓国政府が、速やかに調査を始めることで一致した」と述べ、専門家らが8日までに韓国入りし、9日から調査に取り掛かる予定だと説明しました。
合同調査団には、WHOの福田敬二事務局長補をはじめ、感染症専門家や保健専門家らが参加する予定です。
調査団は、最初の患者から多数の感染者を出した京畿道平沢(ピョンテク)市の平沢聖母病院や隔離施設などを視察し、13日までかけて感染経路などの情報を収集することにしています。