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経済

ハラール認証の取得 中小食品会社3社に1社が希望

Write: 2015-06-08 09:43:59Update: 2015-06-08 09:43:59

韓国の中小の食品会社の3社に1社は、イスラム教信者向けの食品であることを示す「ハラール認証」をすでに取得しているか、今後取得することを希望していることがわかりました。
ハラール認証は、イスラム教信者が食べたり、使ったりする食品や製品の製造過程で、聖職者がお祈りをしたり、禁じられている豚肉を使っていないなど、イスラム法に従って作られたことを証明するもので、ことし3月、韓国とアラブ首長国連邦の間でハラール認証についての了解覚書が締結されました。
韓国中小企業中央会が、食品企業300社を対象に調査したところによりますと、61%がハラール認証について知っており、このうち、48.1%がすでにハラール認証を取得しているか、今後取得することを希望しているということです。
ハラール認証の取得を希望する理由としては、「販売ルートの多角化のため」と答えた企業が全体の42.5%でもっとも多く、次に「内需市場の限界を克服するため」と答えた企業が全体の24.7%を占めました。
ハラール市場への進出の足かせとしては、「ハラールに対する情報の不足」を挙げた企業がもっとも多く、続いて「ハラール認証のための複雑な手続きや高額の費用」、「ハラールの製造のための設備の不備」などが挙げられています。

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