低所得者層の損害保険への加入率は、高所得者層に比べて3割以上低いことがわかりました。
保健研究院が、去年4月、5月の2か月間、済州(チェジュ)島を除く全国の成人男女1200人を対象に調査したところによりますと、1年間の所得が5000万ウォン以上の高所得世帯の損害保険の加入率は95.2%でした。
これに対して、年間所得が3000万ウォン未満の低所得世帯の損害保険加入率は63.6%で、高所得世帯に比べて31.6%ポイントも低いことがわかりました。
これについて保健研究院は、「低所得世帯は、高所得世帯に比べて車を持つ率や病院にかかる率が低いため、損害保険に加入しない傾向があるものとみられる。しかし所得が低い世帯では、思わぬ事故や病気などで経済的に大きな打撃を受ける可能性が高いため、低所得層の保健加入を支援するための方策が必要だ」と指摘しています。