韓国製自動車の輸出が5か月連続で減少し、国内販売でも輸入車に比べて国産車の販売が伸び悩んでいます。
産業通商資源部によりますと、5月の韓国製自動車の輸出は24万6093台で、去年5月に比べて3.1%減少しました。
韓国製自動車の輸出は、ことしに入って5か月連続で減少しており、1月から5月までの輸出台数は合わせて126万1897台で、去年の同じ時期に比べて5.9%減っています。
これについて専門家は、｢円安やユーロ安などによって、韓国製自動車の海外での価格競争力が低下しているうえ、東欧や中東、中南米など新興国の景気後退で需要が減少したためとみられる｣と分析しています。
一方、国内市場では、5月の全体の販売台数は去年5月に比べて2.3%増えて14万538台でした。このうち韓国製自動車の販売台数は、去年とほぼ同じ水準でしたが、輸入車の販売台数は2万589台で、去年に比べて17.8%も増えました。