韓国政府は、火力発電機4基を建設する計画を中止する代わりに、2029年までに原子力の発電機2基を新たに建設することになりました。
産業通商資源部は8日、こうした内容を盛り込んだ電力需給計画を国会に提出しました。
安定的な電力需給のために、原発2基を建設するなど発電設備を拡充するとともに、古い火力発電設備を廃止することによって、温室効果ガスの排出量を減らすことを最優先に考えたと、産業通商資源部は説明しています。
新しい原発2基は、2028年と2029年に運転を始める予定で、2018年の事業許可の段階で、東海岸の江原道(カンウォンド)三渉(サムチョク)市と慶尚北道(キョンサンブクド)盈徳(ヨンドク)郡のいずれかが最終候補地に決まるものとみられます。