マーズの感染が広がる中、ソウル市の職員採用試験が予定どおり13日に行われることになり、自宅隔離になっている2人も試験を受けるものとみられます。
ソウル市の職員採用試験は、およそ13万人が受験するため、マーズへの感染を恐れて試験の延期を求める声があがっていました。
しかし朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長は、12日開いたマーズ対策会議で、マーズは病院の中に閉じ込められていて、まだ地域社会には広がっていないとして予定どおり試験を行っても安全だという判断を示し、試験を受けたい人は誰もが受けられるようにする方針を決めました。
ソウル市は、自宅隔離者の場合は監督官2人、看護師1人、警察官1人の4人を隔離者の自宅に派遣し、4人の立会いで試験を受けられるようにすることにしています。