北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第一書記は、プーチン大統領に宛ててロシアの独立記念日を祝う電報を送ったもようです。
北韓の朝鮮中央通信が12日、伝えたところによりますと、金正恩第一書記はロシアの独立記念日の12日、プーチン大統領宛に祝電を送ったということです。
そのなかで、金正恩第一書記はお祝いのことばとともに、「長い歴史と伝統を持つ北韓とロシアの親善関係が、新たな世紀に両国の首脳間で採択された多数の共同文書の精神に沿って、素晴らしく発展していることを嬉しく思う。親善の年のことし、両国の関係がより一層高い段階へと拡大発展することを確信する」と述べました。
北韓とロシアは、日本からの独立70周年とドイツとの戦争勝利70周年となることしを親善の年として協力を進めています。
金正恩第一書記がロシアの戦勝記念式典に参加しなかったことで、一時、朝ロ関係に異常な動きがあるのではないかとの見方も出ていましたが、北韓はその後もロシアに北韓の図書を寄贈するなど、親善関係を誇示しています。