韓国の保健福祉部は、マーズの経験を共有するためサウジアラビアの専門家を招いて、12日、ソウルでマーズ専門家会議を開きました。
サウジアラビアは、2012年からこれまでにマーズの感染者が世界で一番多いおよそ1100人もいて、マーズの震源地とされています。
サウジアラビアからの代表団は、保健省のアリ・バラク(Ali Barrak)疾病予防統制センター局長ら6人で、サウジアラビアでのマーズの現状と感染者対策、防疫の進め方などについて発表しました。
韓国保健当局の関係者は、「今回の専門家会議を通じて両国がマーズコロナウィルスの経験と情報を共有し、マーズの拡大防止に有効に対応することができればと思う」と述べました。