北韓が、14日午後4時半頃、韓半島東の海で短距離弾道ミサイル3発を発射しました。
韓国合同参謀本部によりますと、北韓は、14日午後4時21分から47分までの間に、咸鏡南道(ハムギョンナムド)元山(ウォンサン)市付近の韓半島東の海で、短距離弾道ミサイル「KN-01」3発を発射し、およそ100キロあまりを飛行したということです。
「KN-01」は、地上の基地から船舶に向かって発射できる地対艦ミサイルと、船舶から船舶に向かって発射できる艦対艦ミサイルの両方に使うことのできる、長さ5.8メートル、直径76センチ、重さ2.3トン短距離弾道ミサイルで、北韓が中国の「SY-1」ミサイルを改良して開発したものと推測されています。
合同参謀本部は、今回のミサイルの発射について、北韓が「KN-01」の精度を向上させるために試験発射したものとみられると分析しています。
北韓が「KN-01」を試験発射したのは、ことしに入って3回目です。