韓国経済がマーズの影響で打撃を受けているなか、崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官が補正予算の編成は今月末までマーズの影響を見極めてから決めると発表しました。
崔炅煥経済副総理兼企画財政部長官は15日、国会の企画財政委員会の全体会議に出席し、マーズで経済が打撃を受けているのは否めない事実だとしたうえで、「現在、韓国経済は景気へのテコ入れが避けられない状況で、特にマーズの影響を考えるとその度合いを強める必要がある」と述べました。
補正予算の編成については、「必要であれば出来るだけ早く行った方が良いが、マーズによる影響を今月末まで見極めたあと、決めたい」と話しました。
補正予算の規模については、「マーズの影響が長引き、衝撃がさらに大きくなれば、規模は大きくなるだろう。補正予算を編成することになれば、干ばつに関する対策も含め、特別交付金として確保されている財源を投じる方針だ」と明らかにしました。